利用者のお孫さんと不倫してる話⑯

☆彡話の内容☆彡
私はどこにでもいそうな普通の主婦です。始めて付き合った男性が現在の夫です。そんな私ですが、ヘルパーの仕事をしており、そこで知り合った利用者のおばあちゃんのお孫さんと不倫をしてしまったお話になります。
そして3日目は日曜日でこの日は夫が息子を塾に申込みに連れて行く日。家に帰るとみんな起きており、朝食も済ませこれから塾に行くところだったので玄関で見送ってから仕事の疲れを取るため睡眠を取った。
目が覚めると夕方になっており、とっくにみんな帰ってきていた。夫から息子の塾を決めた内容を聞いたけれど、夫からその話を聞く事は私にとっての面白い話ではなかった。
それに加えで夫は「今日は外食をしよう」と提案してきた。子供達は「やったー!」と口をそろえて言うが、塾や教師や勉強についての話になりそうだったので私は行かなくてもいいと思った。
でも作り置きしていた食事も今晩の分まではなかったのでしぶしぶ外食することに賛成した。それからすぐに私たち家族は近所のファミレスに車で向かった。車の中の話題はやっぱり新しく入る塾のこと。
「小学生の低学年で大きくなったときの学力が決まるから、しっかり頑張りなよ!」
と夫は息子に精一杯のアドバイスをしてるけれど、私はそういった言葉が嫌です。せっかくの外食だから別の話がしたかったのに。
食事を終え、家に着くと3日間の夜勤もあったせいか疲れを感じたので着替えもしないでそのままベットに横になった。
「とりあえず明日は休みだし、夕食の片づけもないから今晩は休もう。」独り言を言い睡眠に入った。
気が付けば朝の4時だった。外はまだ暗いし、新聞配達のバイクの音が聞こえる。スマホの画面を見ると昨日の遅い時間にラインが1通来ており確認すると本沢さんからだったので一気に目が覚めた。
「こんばんは。昨日で祖母の葬儀が終わりましたのでジャムさんにお伝えしておきます。」という内容だった。
そういえば、本沢おばあちゃんが亡くなったのが10日くらい前だったな。すごく長い時間に感じていた。
家族がまだ寝ているので私はスマホを持ちリビングへ行きソファに腰かけ返信をする。「それはお疲れ様でした。わざわざ報告ありがとうございます。」こんな早朝だから返信は返ってこないし、既読にもならなかった。
そういえば、今週末から小学校は冬休みになるから子供達は私か夫の実家で預かってもらうことになる。といってもどちらとも近所だから家にも戻ってきたりもするし、私達夫婦が実家に泊まりに行くこともある。
みんな起きてくるのは6時すぎで朝食を準備するにも早いからスマホいじりでもしながら待つとするか。
そうている間に6時になったので朝を迎え朝食の準備を始めた。みんなもいつも通りに起きてきて朝食を食べ、仕事、学校、おばあちゃんの家に行く準備をしてそれぞれ家を出発した。
片づけを済ませ一息つき始めた頃にラインの通知音がなった。相手は本沢さんだった。 「ジャムさん、ご迷惑じゃなければランチでもどうですか?」