既婚者の彼氏。後悔?ありませんよ。④

けど、岡田さんの返事は
意外な答えだった。
「いままでも付き合ってるようなものだったじゃん。でも他の人には絶対に言わないでね。」
地平線から太陽が出たときのように私の心は明るくなった。
ここから私と岡田さんの不倫関係が始まったのです。
不倫関係が始まったのだが会えるのは会社が終わった後だけ。それも多くても週に1度くらいしか会えなかった。奥さんや会社の人に怪しまれないようにするためにはそれくらいのペースでないといけない。
でも好きな人と少しでも会えるのなら我慢できた。岡田さんは奥さんと仲が悪いわけではないけれど、結婚が早かったせかまだ遊び足りなくてちょうどいいところに私が現れたとのこと。
変な言い方かもしれないが私は心のすきに上手く漬け込んだのだ。
会社ではそんな様子はなかったけど人は見かけによらないことも学んだ。
岡田さんは学歴も高学歴で今でも学問を学んでるというのだ。だからと言って何かの学者を志望してるわけではない。趣味のようなものらしい。けれど、そのおかげで私は岡田さんからはいろんなことを教わった。
この人と付き合えたことは私としても良い経験になるに違いない。
不倫関係と言えばホテル。もちろん私も岡田さんもホテルに行くつもりで今の関係になった。
思い切ってホテルに行こうと岡田さんに提案してみた。岡田さんは来週仕事が早く終わる日があるのでその日に行こうと喜びながら私に言った。
奥さんには悪いけれど私も岡田さんと1つになりたい。
私たちは岡田さんの仕事が早く終わった日にホテルへ行き男女の関係になることができた。
女性からすれば自分の好きな男性と1つになれることは何よりの幸せだ。